ヤフーニュースで久々に「冥婚」という単語を聞きました。
中国の「冥婚」が殺人誘発か 遺骨売買もええと・・・お相手を調達するために墓掘り返すとか生きている人を殺すとか言語道断な部分はこの際置いといて、この説明だと冥婚の本質が日本人には伝わらないよなぁ・・・と思いました。
冥婚という風習の背景には、儒教的思想の「家」主義とでも言うべき大原則があるわけですよ。
産まれたら嫁さん貰って嫡男を含めできるだけたくさんの子供をもうけて死ぬ。死んだら家の守り神となり、子々孫々栄えるように守護する。子や孫はご先祖を廟に祀り続ける。儒教で親孝行しなさいよと言うのも、「親」というものは自分よりも先に死んで自分の妻子を守るモノになる存在だからですし、儒教がいわゆる冠婚葬祭を重視するのも、このサイクル内で重要な節目だからです。
「結婚」ももちろん子孫を残すための大切なファクターです。結婚せずに死ぬということはサイクルから外れた死に方をすることになり、本来ならば子々孫々に廟で祀ってもらえるはずだったのに、悪霊のような存在になってしまうのです。まあ・・・かえって混乱する例えかもしれませんが、洗礼を受ける前に死んでしまった赤ちゃんは本人に全く非はないけれども地獄に行く、というようなイメージです。
親は子にそんな思いをさせたくないからこそ「冥婚」という、日本人にはちょっと理解しがたいセレモニーを執り行うのです。
けっして「ボッチで死んだ息子、あの世でもボッチなのかわいそう」などという心理でどこの馬の骨とも知らぬ人骨(女性)と結婚させるわけではないのです。
重ねて書きますが、結婚は中国人にとって大切なセレモニーであります。そのため、劉備がたびたび趙雲にそろそろ結婚しろよと言っていたのは、たんにおっちゃんの老婆心(?)だけからというわけではなかったですし、それを拒み続けた趙雲が古代中国でどれだけ異質な存在だったかがわかるでしょう。今風に例えれば
劉備:「おまえ、高校くらいは出といたほうがいいぞ」
趙雲:「いいえ!劉備おじさんの仕事が一段落するまで一緒に働きまっしゃぁ!」
という感じでしょうか・・・うん・・・ちょっと違う気がしてきました・・・もう寝ます(笑)
「化学は別名ばけがく」で耐えきれなくなったw
ディズニー学習帳が可愛くて笑えるパタリロはオネエじゃないと気付いたようだが、タマネギもオネエではないぞww(ただしホモ)
舞台「パタリロ!」続報以前にも書いた通り、パタリロで一番好きなシーンは「手帳屋か」なんですけど、次に好きなのが「薬を使ってまでバンコランと既成事実を作ろうだなんて!ぼくは・・・ぼくは・・・母上を・・・!
見直したぞ」
というシーン(笑)
パタリロ陛下は何気に男女恋愛だろうが同性恋愛だろうがロボット恋愛だろうが許容する懐の広さがありますよね。
中原中也しか思いつかなかったけど、今だと「文豪ストレイドッグス」クラスタだと思われてしまいそうだ。
ただの中二病やで!(ニコ!)