外国語を学ぶ際に、辞書的には意味がわかっても、本当の意味ではなかなか会得できない言葉というのはよくあることだと思います。
かんにとっては中国での相手の呼び方なんかも、そのうちの一つ。
というのも、古代と現代で微妙に使い方が違うからなんですよね・・・
たとえば「老爷(laoye)」と言えば古代はその家の大旦那様で、本当の孫も嫁も使用人もそう呼んだのですが、現在は母方の祖父をさすようです。
いったいいつごろからそんな変化がうまれたのか・・・なんとなく文革からかなあという気はしますが。
また、「小○(小李とか)」というと、目下の人をやや見下して呼ぶ言い方なのですが、最近は「阿○」のように、「~ちゃん」みたぁなニュアンスになるようですね(上海に行ったとき、ネイティブの人に聞いた)
なんで急にそんな話をしたかというと、ぴくしぶでみかけた絵のキャプションが中国語でして、訳すとこんな感じなんです。
司馬師:「昭よ、父上を見なかったか」
司馬昭:「いえ、それがしもお探し申しているところです」
・・・が、さいしょに「阿昭」って呼んでるんですよね・・・
えーっ、「阿○」っちゅうたら子供か女の子を呼ぶ呼び方とちゃうのん!?
それなりの地位の人間が、成人している弟を呼ぶのに使うもの!?
日本人だったら「ワッパじゃねえ、弥彦だ!」ぐらいのことは言うと思うんですが・・・(笑)
兄にとっては弟はいつまでも弟ってことで、別にかまん(構わん)のかな・・・
それを踏まえた上でかんが訳しなおすと、こうなってしまうのです。
司馬師:「あっ、昭ちゃん!父上見なかった?」
司馬昭:「ううんー、俺も探してるとこ!」
・・・詳しい人、どっちが正解なのか教えてくれ!
ちなみに
コレが該当の絵です。
絵のふいんき的には、後者でもいいような気がするw
(しばいの扱いって向こうでもこうなのか・・・ww)
ところで無双6の馬岱にホレちゃいそうなんだが大丈夫か?
「二ノ国の物語」は船をゲットするとこまで。
ババナシアの女王が動きも声もすごくジブリだった(笑)