日記
昔大学生時代に先生から聞いた話。
女性作家のエッセイで、「対談で○○先生に逢った」と書かれていたが、「逢う」は予期せぬ出逢いのこと。
対談ならそういう予定を組んでいたに違いないからここで「逢う」を使うのは間違っている。
難しそうな字をつかえば頭よさそうな文章に見えるってものではない。
文字書きとして、ははぁ、こりゃ肝に銘じておかねばならんな、と思った次第ですが、ふと今日疑問に感じたこと。
では、「運命の出会い」はどうなるんだろう?
本人にとってはまったく予期せぬ出会いですが、「運命」ということは出会うべくして出会ったということですよね。
はたしてこれは「出逢い」と書いてもいい事例なのでしょうか。
たぶん「運命」の定義にもよると思うのですが、「運命」はアカシックレコードのようにあらかじめ決まった不変のものであるのか、あるいは殷紂夏桀のように自らの行動によってうしなうものであるのか。
もしくは天命を失うこともはじめから定められていることなのか・・・
こういう理論はタマゴが先かニワトリが先かと言われたらヒヨコが先と答えるかんは苦手でして、もうどっちでもいいよね・・・
なんてことを、こめうけ2の黒田さんのまんがを見ながら考えていました。
運命の出会いっていうか再会ってかわいいよね!(笑)