赤裸々日記

北へ・・・3
雨はなんとかやんだ。でも曇り・・・
朝早く出発し、車にて一路襄ハンの古隆中へ。距離にして330キロ、3時間以上の道程でドライブインは1箇所しか存在しない。らしい(笑)休日の高速なので、運転手さん、おもしろいくらいにかっとばす。
古隆中へ到着。ちいさな四川料理店でかっらい料理を食う。月妹とガイドさんがそれぞれ燕京ビールをビンで一本ずつあける。月妹がいけるクチと知ったガイドさん、大喜びで「今夜は(アルコール度数)54度のやつ飲むぞう!」と言う。この時点では二人とも冗談だと思っていた・・・(笑)
古隆中は孔明さんが晴耕雨読生活を送っていた場所。まあまあ広い。孔明さんが耕していた畑というのもあったのだが埋まっているのは・・・ち、チューリップ!?(驚愕)
リリカルな畑をあとにし、廟まで歩く。のどかである。また、日曜のためか、辺境・・・ゲフン!アクセスの悪さにもかかわらず、ボチボチと人が。廟内には天下三分の計を語る孔明さんの像や、絶妙な若人孔明さんの像がおわした。
あ、ちなみに草盧っぽいのもちゃんとあります。あと、八卦陣の模型があったみたい。でもガイドさんにスルーされる。

帰りの運転は運転手さんからガイドさんに交代。やっぱりかっとばす。月妹によると30分で60キロ走ったらしい。平均120km/h・・・(笑)
さらに、月妹が爆睡(また)している間のガイドさんたちの会話が・・・

「アー、明白了!右!右・・・あ、黄陽・・・?」

もしかしなくても、僕らは迷ってますか?
そんなこんなで市内に戻り、長江をわたって黄鶴楼へ。しかしついたのが18時ごろで、黄鶴楼公園はとうに閉園していた。
黄鶴楼にはさほど興味がなかったので、このまま帰るかーと思っていたら、ガイドさん電話を取り出して誰かと電話し始める・・・
「オッケー、入れます!」

なんで!?

「オトモダチの力であけてもらいました!」
コ、コネクション!!
ああでも観光地だもんな。CITS(中国国際旅行社)の名前出されたら弱いのかもな・・・
「日本では信じられないでしょ?中国では結構オトモダチの力でなんとかなります。この間交通違反したときも、オトモダチの力でなんとかなりました」

それ、けっこうなお偉いさんなのでは・・・(まさか今回もその人の名前使ったんじゃないだろうな・・・/汗)

そんなこんなで黄鶴楼を見た後、晩御飯。昼の約束どおり、ガイドさんがとんでもないアルコール度数の酒を頼み、月妹とかぱかぱあける。そしてホテルでつぶれる月妹。

・・・次の日気付いたのだが、ガイドさん飲酒運転!(笑)