ひらきなおりました。
これからは日記、休みの水曜と土曜にアップすることにします。
なんだか日記の意味が半分ぐらいないような気もしますが、正直
みんな!オラに元気(睡眠時間)を分けてくれ!!
状態なので、勘弁してください(笑)
でもちゃんと毎日埋めますよ!その日あったことは、紙にでも書いときます(笑)
さて、今日はイタリアン・フラッグショーを見たのですが、あまりの下手さに苛立ち通り越してかわいそうになってきた
という夢を見ました。
へ、変に現実的だなあ・・・しかもなぜにフラッグショー?
最近「もすかう」が「のまのまイェイ!」につぐ名フラッシュとして注目され始めているらしいですね。
はちまん時代先取り!(笑)
えっと・・・以下は本日の妄想をそれなりに文章にしたものです。
一応オチまで考えてありますが、最後まで書けるかは微妙なところです(笑)
あと、多分封神演義(原作)を読んでないとわかりません・・・
それでも!って方は、秋の夜長の暇つぶしにでもどうぞ!!
***本日の小劇場~封神三国演義!~
趙雲は酒壷を持って廊を歩いていた。
庭からは虫の音。ずいぶんと涼しくなった。窓の隙間から入ってほほをなぜる風は、秋のそれである。
――さて、本日はなんと口実をもうけるか――
趙雲はのんびりと窓の外を見やった。普段ならば、佳い月だからとでも言うのだが、今宵はあいにくの新月だ。
趙雲が今向かっているのは、この劉軍へ最近やってきた若き軍師、諸葛孔明の私室である。趙雲は時折、こうして酒を持参し、孔明をおとなった。おとない、飲み交わし、談笑して――
それだけである。
そこまで考えて、趙雲はひそかに溜息をついた。
何度も二人っきりで語らい、字で呼び合うほどの仲にはなったが、どうしてもそれ以上先に進むことができない。あの屈託ない笑顔が、拒絶を含んだ嫌悪に歪むのを、趙雲は見たくはないのだ。
今宵もおそらく、語らって終わりだ。
――まあ、よいか――
あの方に、無理を強いるようなことはしたくない。
それならばせいぜい、誠実な同僚どまりでいるほうが、よほどよい――
ふと――
かたん、がたん、と争うような音が聞こえて、趙雲ははっと顔を上げた。
――軍師の室かっ!
「軍師ッ!」
趙雲が扉を開け放ち、あたりを見回すと、部屋の隅にその人はいた。仰向けに押さえつけられ、筆ほどの長さの棒で、必死に「それ」に応戦している。
趙雲は、己が目を疑った。
――獣?
孔明に乗り上げ、今まさにその息の根をとめようとしているのは、趙雲が想像していたような暴漢ではなかった。
白銀の毛並みの、虎のように大きな――狐であった。
その黄金の瞳が、ゆっくりと趙雲を見据える――
「――ッ子龍!?」
孔明の声に我に帰った趙雲は腰の剣を抜いた。
「おのれ、あやかしめが――」
「ばか、近寄るな子龍!」
慌てて叫んだ孔明の隙を、狐は見逃さなかった。孔明の持っていた棒切れをくわえて、遠くへ投げ飛ばしてしまった。
「!しまっ――」
孔明の目が、恐怖に見開かれた、その瞬間――
狐は孔明の白い首筋を、ガッと噛みついた。
びくんっ・・・と孔明の体が跳ねる。
あっ、と趙雲が叫んだ瞬間、雷のような閃光が走り、趙雲はとっさに目を覆った。