赤裸々日記

日記
休み。
久しぶりにたくさん昼寝をしました。
最近天気は悪いですがその分涼しいので過ごしやすくてうれしいです。





レミングで検索したらこんなん出てきました。
レミングの集団自殺神話
全体的に面白かったんですが、特に3章がおもしろい!
正式な論文ではないらしいのが残念なくらいですよ。
お時間のある方は是非。


ちなみに「ハーメルンの笛吹き」に於いてネズミ駆除の話が出る件は、私もペスト流行に関係がある説をとっています。
昔テレビで見た(けど出典は未だに見つけられないので真偽のほどは不明)んですが、レオナルド・ダ・ヴィンチがペスト流行時に「ネズミを駆除しなさい」と言ったとかなんとか。
確かにレオナルドはミラノ時代にペストに興味津々であった時期があるのですが、ペストは口鼻、ケツの穴などの穴から悪魔が入り込んでかかる病気と思われていた時代に、そんな発想ありうるのか?と思ってました。
(ちなみにペストマスクがカラスみたいに口が伸びてるの、あれ口鼻から悪魔が侵入できないようにあの部分に香草つめるためだから)
しかし、ガリレオ・ガリレイが教会の異端裁判にかけられて「それでも地球は回ってるし丸いんだよ」と涙目になっている(1600年ごろ)一方で、クリストファー・コロンブスが「水平線微妙に曲がってるじゃん、地球はやっぱ丸いんだよ、西に向かったら簡単にインドにつくよ」と言ってさっさと実践した(1500年ごろ)ことを考えると、教会に対するタテマエと現場での判断にかなりのズレがあった模様。
猫は魔女の使い魔だから片っ端から殺せ!→ネズミ大量発生→ペスト大流行、という流れに誰かが気付き、ネズミとペストに因果関係があることは、割と早いうちから常識となっていたのではないでしょうか。バチカンのお膝元であるイタリアでは、表立っては言えなかったでしょうし、書物として出版することも難しかったでしょうが。
こういう経典を超えた学問の発展に関してはキリスト教よりイスラム教の方が寛容だったりするのが面白いですね。
異教徒に対する敵愾心はどっこいどっこいですが(笑)