日記
徐庶で月妹が光の速さで釣れてワロタw
そういえば徐庶に関しては、無双の影響で微妙な影を背負ったイメージの人が増えてきているような気がしますが、うちの徐庶は明るい兄貴分タイプです。
父を失って、故郷を追われて、虐殺を目の当たりにして、叔父を大人の事情で殺されて・・・(改めて書くと壮絶な少年期だよなぁ)グッズグズに膿んだ心の孔明を、あちこちに連れ出してくれたのが徐庶なんじゃないかなぁ、と思うんですよ。
友人の仇討ちを手伝ったって言うのも、徐庶の影の部分をあらわすエピソードではなく、むしろ義侠心をあらわすエピソードだと思いますし、私にとっての徐庶って、やっぱり明るいイメージなんですよね。
仕官する気のなかった孔明が劉備についていったのも「徐庶が自分に残してくれた道だから」というのも大きかったのではないでしょうか。
・・・だからこそ、壮年の孔明にとっては、青春時代の輝かしい思い出であり、憧憬であり、郷愁であり、「それに比べて今の私は――」という、ほろ苦い感傷のモトなわけです。
(前にも書いたと思うんだけど、「砂の果実」と「夜空ノムコウ」は私的徐←孔ソング)
あんまり関係ないんだけど、榎本ナリコさんの漫画に出てきた「仰ぎ見て 我が天才を疑わず 天地ひれ伏せ 一六の夏」という句は、隆中時代の孔明だなぁと思う。
あれ、どっちかと言うと曹操か?