赤裸々日記

日記
休み。この日も七福神めぐりに行ってきました。
まずは小粒の小石川七福神めぐり。
ネットでは「ゆっくりでも2時間程度で廻れる」と書かれていまして、地図で見ても全長2km前後だったので、1時間ぐらいで回れるだろうと思ってたんですが、社寺のやり気がないのか7日でもう油断しまくってたのか、お寺のかたがたの対応が遅く、結局2時間かかりました。ぐぬぬ・・・
この七福神めぐりでの収穫は噂に聞く「こんにゃくえんま」が見れたことと、「東京ドーム」と書かれた、ある種シュールな色紙が入手できたことですかね(笑)
あと、男弁天・女弁天と2柱の弁天様がおわし、両方とも蛇がとぐろを巻いているのも特徴です(つまり、厳密には八福神分まわります)
女弁天は「極楽水」というマンションの裏のような場所にひっそりと鎮座していたのですが、白い幕がカーテンのようにご神体を隠している。
覗いていいものなのかよく分からなかったので、周りに人がいないのを確認してからゴ・・・ゴカイチョウ・・・と幕をめくろうとすると
「それ、よく見ておいたほうがいいですよ」

!?

「ほら、白い蛇が巻き付いてるんですよ」
びびびびびびびっくりした!!ぜんぜん足音も気配もなかったんすけど!?
・・・あれは何だったんでしょうか。地元のおっちゃんのようで、マンションの裏にフラフラ歩いていきましたが。いやほんとびっくりした。
ちなみに肝心のご神体は、杭に太い白蛇が絡みつき、舌を出しているような形でした。なにこれエロい。
ちなみに、小石川七福神は色紙のほかに、100円で購入できるリーフレット風のものもございます。そっちはご朱印料不要の普通のスタンプラリーとして利用できます(たぶん、通年でしょうし)
ご利益が目的ではない人には、そっちで十分かも。


その次は武蔵野吉祥七福神へ。
去年も廻ったコースなのですが、幸運の金の色紙が出ないかと思って行ってみました。
結果から言うと、出ませんでした(´・ω・`)
来年再挑戦するかは微妙なところです(笑)
また、この七福神めぐり、専用のバスが出ているので、距離の割にはめちゃくちゃまわりやすいコースとなっています。
で、そのバスに乗っているときなんですが・・・

「みなさんは幸か不幸か、喋る運転手のバスに乗ってしまいました・・・」

!!?

というわけでこのバスの運ちゃん、ほんとによく喋る(笑)
で、衝撃的だったのが、

「みなさんがお持ちのパンフレットの後ろに、それぞれのご神体の画像がありますよね?実はそれ、全部私が描きました」

な、なんだってー!!!

また、興味深かった話が、井の頭弁天のご神体は八臂(腕が8本)で、童顔だと言うこと。弁天は江ノ島の弁天様も八臂なのだそうですが(見たことあるはずですが、私は忘れてました)やっぱり全国的にも珍しいそうです。
ご神体は十二年に一度ご開帳するだけの寺宝なので、パンフレットからは画像が削除されてしまいましたが、ネットでUPしている輩がいるので、興味があったら探してくださいとのこと。
さっそく画像を探すと、なるほど、ふくふくしたホッペで子供っぽいですね。
子供っぽく八臂、ということで、かんはとっさにナタっちゃんに似ていると思いました。
ナタっちゃんの由来は蛇とは関係なさそうですが、龍とは(あまりよろしくない)縁がありますし、蛇神ナーガと音が似ています。弁天も蛇と深い関係があると言うのは小石川七福神で十分に思い知ったので、ひょっとしたら弁天とナタ三太子で何らかの混同があったのかもしれませんね。ナタっちゃんは火系、弁天は水系なのがちょっと気になりますが。
あとは宗像教授お願いします(もう連載終了したぞ)

ちなみにこの七福神めぐり、見所は七福神よりも、大法寺の釈迦像だと思うのです。
というのもこのお釈迦様、立川のブッダが泣いて喜びそうなぐらいに痩せている。
・・・というより、ガリッガリである。
(ちょっと画像を探してみたけど見つからなかった)
ここまでガリガリの像は、大陸でもそうそうないんじゃないだろうか・・・