日記
夜勤明け。
最近旅に出ていないし、遊びに本気を出すぞー!ということで、朝からナンジャタウンにいてきました。一人で。
今回は特にお目当てのアニメ特集はなかったのですが、「世界の餃子」が普通に興味深かったので。
マナーの悪い黒バス厨でえらいことになっているという噂とか、タイバニ特集の初日とか、普通に夏休み中とか、不安要素がなくもなかったんですが・・・危惧していたほどではなかったですね。
でもやっぱふじょし多いww
あと、ナルトの暗号解くやつクリアできませんでした。
ぐぬぬ・・・誰か頭よさげなやつを誘ってまた行こうかな・・・
ずっとナンジャタウンを歩き回るのは疲れるので、合間にポケモン映画(2回目)に行きました。
やっぱり楽しめたのですが・・・今回はちょっと「どうかなぁ・・・」と思った部分を書きますね。
まず、町に人がいなすぎる。
ヒウン風の高層ビルが立ち並ぶ、いわゆるオフィス街なので、この時間帯に人っ子一人いないのはさすがにおかしいだろうと。
避難勧告が出た様子もないですしね。
あとはデントとアイリスが勝手に電車と飛行船を動かしていたこと。
鉄オタのデントが、マッギョの電力を使って電車を動かしていたのは99歩くらい譲ろう。だがしかし、アイリスが飛行船を動かしたのは無理がありすぎる。
飛行船なんてそうそうシロートが動かせるものではないですし、博物館の展示品だったので、燃料は抜いてあるはず。
その辺のリアリティがなさすぎるのが、やっぱ残念だったかな。
ちなみにレビューサイトを見たら、サトシではなく、完全にケルディオの物語になっている。主人公が完全に脇役、という意見もありました。
私はそこはさほど気にならなかったですね。
あと、もう1本映画を見に行きました。
「メリダとおそろしの森」です。
予告編を見てわくてかしたので、ついでに池袋で見ようと思ったんですが・・・
おい・・・字幕上映少なすぎだろ・・・!!
(ttp://www.disney.co.jp/movies/merida/theater.html)
もともと字幕派だし、AKB某の吹き替えが不安すぎたのでわざわざ字幕上映ありの豊島園へ行きました。っていうか上映時間も変な時間しかない!
なんなの・・・AKBの圧力なの・・・と思ったけど、もともとピクサーは字幕上映が少ないそうですね。
というわけで22時のレイトショーを見に行きました。夜勤明けでがんばれるもんですね・・・(笑)
以下、ネタばれ及び批判を含む感想はスクロール後にて。
まずはいいところから。
とにかく映像が美しい!
ケルティックサウンドをバックに森を駆け抜け、矢が空を切る!このあたりは本当に実写のようで実写ではない絶妙な映像美に飲み込まれます。
ピクサーやディズニーのCGはあれですよね、最大限の表現をするために使っているという感じです。日本のアニメのように手を抜きたくて使っている感のあるCGとはまったく違います。
メリダがブサイクすぎるという批判もあるようですが、ラブロマンスじゃぁないんですから、あのくらいで調度いいんじゃないでしょうか。っていうか俺は普通にカワイイと思うぞ。
メリダと王妃が馬と夫に本音を言い合う演出や、モルデューの正体の伏線もドキリとしましたし、お約束なオチとわかっていても、ラストは泣かずにはいれませんでしたね。
・・・で、まあ、ここからが批判というか文句なんですが・・・
予告とぜんぜん内容違うんだけど!?
えっ・・・森の魔法が禁忌なんてことは一言も言われなかったよ!?ていうか森ぜんぜん関係ない!!魔女が森に住んでたってだけ!!
あわや戦争という状況になったのも魔法のせいではなくてメリダのワガママのせいだし。
「少女の勇気が試される」とか言って、メリダが勇気を振り絞って、というシーンは特になかったですよね???
決して悪くはないクオリティなのに、予告でスケールの大きい話に見せかけてしまったために、逆に拍子抜けしてしまいました。
なんでこんなことになったのか・・・ちょっと調べてみたら、製作中に監督が変わったり、いろいろとグダった経緯があるようですね。それで情報が錯綜したのかな。いや、それにしたってここまで内容が違うのは詐欺だろ・・・
あと、最初は「アリーテ姫」みたいな雰囲気の話になるのかなーと思いながら見ていたら、お母様に魔法がかかったあたりからなんだか様子がおかしくなってきた(笑)そっからはもう終始お母様に萌える映画でした。断言する。
あとはやっぱり、フェミニズム前面に出してきてるのがなぁ・・・ムーラン2もそうですが、時代背景を考えればありえない展開ですからね。
まあ、その辺はアメリカで映画を作る際には仕方がない部分のようなのですが、だいぶ白けてしまいました。
ネット上で「最初からお母様が正論という大人の視点で見ていたため、感情移入できなかった」という感想を見かけたのですが、私もそうだったかもしれません。
最後にタイトルについて。
「メリダとおそろしの森」という邦題が内容とそぐわないことは前述しましたが、原題の「BRAVE」もなんか違うような・・・
特に・・・というかまったく勇気は関係ない話でしたし。
「KNOT」なんかがよかったんじゃないかな。ネタばれ気味だけど。