日記
夜勤明けは友達と映画を見に行きました。
映画自体は11:30からだったのですが、友人Aはいつも遅刻してくるので、友人Aには10:30、友人Bには11:00に来るようにメールしときました。
かん:「で・・・なんで到着が二人同時なんだ!?」
A:「えへへーw」
B:「かんさんの判断完璧すぎて吹いたw」
ちなみに見に行った映画は「ドン・ジョヴァンニ」です。
以前から公言していたとおり、かんはモーツァルトがそんなに好きじゃないんですが(笑)、気になっていたもので。
でも完全に脚本家のダ・ポンテの話でした。
率直な感想を言うと「それでいいのか、お前・・・」
あと、モーツァルト近辺は映画「アマデウス」のイメージが強いため、サリエリが小物すぎてびっくりした。
ついでにウィーンでも10割方イタリア語で話を進めているのにびっくりしたw
以下、ネタばれを含む考察。
この話のミソは、アンネッタがダ・ポンテにとっての「『神曲』のベアトリーチェ」だというところにあると思うのです。
だからキリスト教にあまり興味がない日本人にはわかりにくい。
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」を知らないとさらにわかりにくい。
客を選ぶ映画だと思います。
というわけでかんにも所々わからなかった(笑)んだけど、一応こういうことだったのかな・・・とまとめてみる。
モーツァルト:懺悔によって赦された→俗世では暮らしにくくなった
カサノヴァ:赦されたいと思った→ダ・ポンテが思い通りに動かなかった
ダ・ポンテ:罪を一生背負うことを覚悟した→アンネッタ(ベアトリーチェ)により救済された