赤裸々日記

あ・ら・めーる
あんまりにもカイポクが倒せないので、すねて久しぶりに幻想水滸伝4出してみた。
そういえば唯一108宿星集めてなかったなあと思って。
あらためてやると悪くはないんだよなぁ・・・
そして相変わらずスノウは・・・(笑)
とりあえずオベル王国までいってみました。
ほかの島に上陸できない。一度クリアしたのにちょう彷徨ってる(笑)
はやくチープーをはずしたいのに戦闘要員が仲間になってくれないよ!


朝もカレー。昼もカレー。夜もカレー。明日もカレー。
作りすぎた。


本日の動画(カイトにいさんばっかり)
カイトにいさんとメイコねえさんで「男と女のラブゲーム」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2793279
ちょう怖かった(笑)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2792068
いよいよもって仕事を選べなくなってきたカイト
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2677477
そこで名曲持ってくるか(笑)あとミクどうなった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2684288




***本日の小劇場~春らしいものを書こうと思って~

 風の音が優しくなった。
 肌を突くような寒さもなくなった。
 だから、もうこんなにひっついて寝る必要はないと思うのだけど・・・
 強い腕に抱きかかえられるようにして孔明は横になっていた。
 自分の頭にすぐ下で、規則正しい呼吸と鼓動。ぬくもりと男の香り。背にまわされた腕の重みさえ、なぜか心地よい。
「――もう寝た?」
「寝てませんよ」
 孔明は驚いて顔を上げた。てっきり眠っているものとばかり思っていたのだ。たとえ声で起きたとしても、こうも間髪いれずに返事があるとは思わなかった。
「なにかございましたか?お飲み物など持て参らせましょうか?」
「い、いや、別に用があったわけでは――」
「ああ、もしや――」
 趙雲が笑いながら囁く。
「まだ、ほしい、とか――?」
「なっ――!」
 孔明は慌てて否定した。
「ち、ちがうっ!そうじゃないっ!」
 もう夜も短くなった。夜が明ける前に家を発たねばならぬ身としては、これからさらに・・・というわけにはいかない。
「じゃあ、なぜお呼びになった――?」
 色を含んだ声で囁きながら趙雲が背に回していた手を滑らせた。正直に言わねば、このままことに及ぶつもりであろう。孔明はあわてて言った。
「こ、声っ」
「――は?」
 趙雲の手が止まる。
「その・・・声、が、ききたいと、思って――」
 最後の方は、ほとんど呟きだった。
 趙雲は、まじまじと孔明を見つめたあと、笑みをうかべて孔明の耳元に口を寄せた。
「――愛しています」
 瞬間、孔明の体が熱くなった。
「愛しております、あなただけです、こんなにもいとおしく――ほしいと思える方は・・・」
「も、もういいっ!」
「おや、もうご満足なのですか?」
「満足した!満足したからっ!もう寝るっ!」
 くつくつと低い笑い声が、胸元から直接響いてくる。この心地よい低音に、いつまでも酔っていたいという気持ちもあったけど――
 危険だ。このままでは、ほんとうにほしくなる。
 孔明は趙雲の胸元に顔をうずめて、無理矢理目をつむった。

「もう、お休みになられましたか?」
 小さく囁いたが、返事はない。身じろぎすらしない。
 趙雲は苦笑した。ご自分はさっさと眠ってしまうのだ、この人は。
「――まあ、いいでしょう」
 そっと髪を梳いてやると、孔明がくすぐったそうに身じろいだ。その様子にまた、笑みがこぼれる。
「あなたの、笑顔が見たかっただけですから――」

 風の音が優しくなった。
 肌を突くような寒さもなくなった。
 この人が、一番好きな季節がやってきた――

***

・・・春らしいものを書こうと思って(二回目)