今日も残業
あと3分で帰れると思ったところで、30分かかる案件を引きました。
・・・おのれ!
たのんでいた大神のアンソロジーがとどきました。
400ページもあるんだぜ、これ・・・(笑)なんか、小学校とかの文集みたいな出来になってるv
あー、アマテラス君はかわいいなあ。
***本日の小劇場~もはや投げやり~
※なんかコメがつかまってリンカーンで帰ってきた後、という感じで。途中で始まって途中で終わるという不親切仕様。
あと、当然のごとくやおいですので、苦手な方は回避回避。
「あ・・・」
そこに舌を這わせると、孔明が戸惑いを含んだ声をあげた。
「――お嫌ですか」
趙雲は顔を上げて問うた。揶揄したわけではない。本当に、嫌なのかと思ったのだ。あるいは、犯された時の恐怖がよみがえったか――
「いや、ではないけど・・・」
孔明が潤んだ目を彷徨わせる。
「だって――汚いだろう?」
瞬間、趙雲は身を焼くような怒りにとらわれた。かれを、猪豚に汚物をかけるようにして扱った男たちがいる。そうして扱われているうちに、かれ自身も、己をそれ相応のものと思うようになってしまったのだ。
「――あなたに、汚いところなんて、ない」
かつて限りない愛しさを込めて言った言葉を、こんなに苦い思いで言うことになろうとは――
――傷付いていらっしゃるというよりは――
ふと、馬良の言葉を思い出した。
――なにか、歯車が狂ってしまったような・・・そんな印象を受けるのです――
そうだ、この人は狂ってしまったのだ。この誇り高い人は、狂わなければ、正気を保てなかった。
「――子龍?」
動きを止めた趙雲を不思議に思い、孔明が身を起こした。趙雲は口元を押さえ、方を震わせて嗚咽していた。
「――ばかだな、泣く奴があるか」
孔明は苦笑した。
「今は、おまえだけのものなんだから」
そのまま細腕で、ゆっくりと趙雲を抱きしめる。
「おまえの、好きに抱いていいんだから――」
その言葉に趙雲は、さらに胸が締め付けられた。悲しくてしかたがなかった。
この人を守れなかった。そして、もはや癒す術も見つからない。
この身の総てをかけて、あいしているのだと、いとしいから抱くのだと――どう抱けば通じる?どんな言葉なら、かれに伝わる――?
縋るように、許しを請うように――趙雲は孔明を抱き返した。
***
続きません(爆)