赤裸々日記

ううむ
くじくじばいと。
そういえば休憩時間が15分増えました。
やっぱり労働法に抵触してたんでしょうか・・・
でも休憩時間の分給料が減るので、あんまりうれしくない・・・

私信!
樹高さんへ!
またやっちゃったよ・・・
はい、めるほ直しました・・・
あと、その100質ってひょっとしなくても5月更新分ですか?(笑)



***本日の小劇場~剣と絆~

「剣?」
 趙雲が片眉を上げて茶器を置いた。この男はもうそろそろ初老と呼ばれる歳であるが、まだそのまなざしには瑞々しい覇気が備わっている。
「うむ、ちかぢかわがき・・・上陛下より、御剣が下賜される」
 孔明が慌てて言い直したのを、趙雲はあえて咎めなかった。
 劉備が皇帝となり、孔明が丞相となってから、わずか一月。
 その一月、この二人が私的に顔をあわせることなどできなかった。なにせ、孔明は丞相、かつての李斯や蕭何と同じ名を戴くこととなったのである。蜀内の地位的には今までと大差ないとはいえ、その責任の重さは今までとは段違いである。
 どうせまた、ろくにお休みになっておられぬのであろうな、と思いつつ、趙雲が視線で先を促した。
「このたび金牛山より良鉄が出てな、陛下はその鉄を以って八口の同じ剣をつくらせたもうた」
「八口?」
 そうだ、と孔明がうなづく。
「そうして一口をご自身で、三口を三人の若君に、二口を二人の義弟ぎみ、そしてのこりを私とおまえに下賜されるお考えとのこと」
「ほう」
 趙雲は苦笑した。
「若君がたは少し違うが、義弟がたや水魚の貴公と同列に加えられるとは、この趙雲、たいへんな名誉にございまするな」
「何をいう」
 孔明は即座に言った。
「おまえが御剣を賜るのは当然だ、むしろ賜るべきではないのは私だ、これは――私への陛下の牽制なのだ」
「牽制?」
 趙雲が眉を顰めて持ち上げかけた茶器をまた置いた。

*****

ここまで書いて燃え尽きた。続きはまた今度(明日と言い切れないあたり・・・/爆)
ちなみにちなみに蜀先主が剣を作らせて下賜したというのは史実(民間伝承かもしれん)らしいです。
このメンバアに趙雲を入れるあたり、なんだか劉備らしいなあと思うのです。ていうかホント、何で入れたんだ?